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2023.05.02
COLUMN|スタッフさんのやる気と定着率を一気に上げる
いよいよ初夏を通り越して夏の気配が感じられる
日が続いておりますので水分補給は、忘れないようにしたいですね!
夜の一杯のためにのどの渇きをためこみすぎないようにしましょう。
さて、今月よりコロナは5類へと移行しコロナ禍から一旦収束にむけて一区切りとなってきましたね!
そして相変わらずの【人手不足】というキーワードが浮上してる世の中ですが、この人手不足の時代は
しばらく続く事が予想されます。なにより、労働人口の減少は現在も続いておりそこが変わらなければ同じだからです。
そのため人材獲得にはかなり激しい競争が巻き起こっているのです。
結果医院側としては、即戦力になるような人材が欲しいため、業界での経験値が豊富な人を採用したいかと思います。
その方が、思った通りの人であればよいのですが、実際現場で働いてもらったところ
期待とはうらはらにそうでない方であったというお話をちらほら聞く機会がありました。
そこで今回は『人材マネジメント』についてお話ししたいと思います。
特に経験者の方は、それなりの実績も積んできているため過去のやり方や経験に固執してしまう傾向がありますので最初が肝心です。
ですのでまずは、業務のはなしややり方を教える前にやるべきとても重要な事があります。
それは『あり方』を教え込むことです。医院として地域、患者様、働く仲間にたいしてどういった
考え方を持っているのか人としてのあり方をとことん刷り込んでいくのです。
具体的には『経営理念』、『ミッション(企業目的)』を詳しく説明し腹落ちしてもらう。
それに加えて『行動規範』についてもじっくり話をし、日常的にも常に意識してもらえるような工夫をする必要があります。
経営理念は、働く人がどのように考え、行動すれば良いのかに迷ったときに
ぶれずに方向を示してくれる拠り所ともなるのです。医院経営の柱となる存在です。
建築のように柱の無い建物を建てることは出来ないのと全く同じで、経営の軸(柱)のない医院は倒れてしまいます。
働く人たちが迷ってしまいます。
ミッション(企業目的)は働く人、院長が目指す目標(ゴール)です。
サッカーやマラソンなどのスポーツに、もしゴールが無ければ競技は成立しないですよね。
向かっていく先が明確になっていなければスタッフさん達は、それぞれがバラバラのゴール
を目指して向かっていったり、どこを目指せば良いか分からずやる気を失ってしまいます。
行動規範はというと、この医院で働くスタッフとして“どうあるべきか”“どう行動したらよいか”
を示したガイドラインのような存在です。私たちの会社にもそれを記した21項目がありこれ
を基準に自分で考え、どうすべきかを判断するためには不可欠なのです。
もしこれらが存在していないとしたら、早急に明文化していく必要があると思います!
採用時に、経歴や学歴、スキルの高さ等を物差しにしてしまいがちですが
注目すべきは、やはり人間性を見ることが最も大切なことだなと非常に感じます。
私たちも常々意識してる事ですが『企業は人なり』です。
是非、採用活動の参考にしていただけたらと思います!
また来たくなる医院設計なら