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2021.07.16
INTERVIEW|つかはらペインクリニック 様
今回のインタビューは、2018年にイオン南松本店内にオープンした「つかはらペインクリニック」さん。
「痛み」の専門医として、日常生活を快適に送るための支援を行うクリニックです。
県内ではまだ珍しいテナントでの医院開業をされた塚原先生にお話を伺って来ました。
- テナントでの開業について
これまでは松本でクリニックを開業するとなると戸建ての新築がほとんどで、
松本のイオンモールさんができてようやくテナント開業という選択肢が出てきたところ…という感じですね。
なので戸建てのクリニックを得意とする建築会社さんは結構あったんですが、テナントとなるとあまり情報がなかったんです。
そんな時に偶然ワークスゼロさんのHPを見つけて、テナント出店も慣れていそうだし、
デザイン実績も素敵だったのでお願いすることに決めました。
やっぱり一番は患者さんにとって居心地のいい空間にしたかったので、
柔らかい色合いや間接照明などすごくこだわってデザインして頂いて良かったなと思っています。
- 運営してみて感じていること
初めての開業で分からないことだらけの中、無我夢中でやってきて、ようやく慣れてきたかな?という感じです。
うちはスタッフも女性メインで私も女医なので、当初は女性の患者さんが主になるかなと想定していたんですが、
実際には患者さんの男女比は半々くらい。思っていたよりも性別問わず痛みに困っている方が多いことが分かりました。
今後より門戸を広げて、「ペインクリニックって何?」という皆さんにも、
こういった治療法があるっていうことを少しでも広めていけたらなと思っています。
例えば「ケガや病気じゃないから」と我慢しがちな筋肉痛、腰痛、肩こりなどの日常的な痛みも、
「筋膜リリース」といって筋肉を包む膜に薬を注射するとかなり緩和できることがあるんです。
簡単に言うと、筋肉同士がくっついて滑りが悪くなってしまっているところにエコーで見ながら液体を入れてはがしてあげることで、
圧迫されていた神経が緩んで痛みが楽になるという治療法です。
マッサージは指などの外圧で筋膜をはがして凝りをほぐすのに対して、
外からでは届かないような筋肉の癒着を直接注射してはがすというようなイメージでしょうか。
もちろん合う合わないはありますが、ぜひ気軽に試して頂いて、症状緩和のお手伝いができたら嬉しいです。
また来たくなる医院設計なら